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全豪テニス開催の裏で…

2021年2月20日 8時35分
南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア) 雨宮貴美子

 テニスの全豪オープンが無事に開催されたので、大会関係者は安堵しているのではないか。
 ヴィクトリア州は、大会前コロナウイルスの地域新規感染者が出ていない日が何日も続いていて、毎日海外からの帰国者だけが陽性者数を増やしていた中で、大会開催を反対する人が大勢いた。にもかかわらず、テニス・オーストラリアが開催を強行した裏には、「もし中止したら、ほかの国、都市が名乗りを上げて、全豪オープンが無くなってしまう」のを懸念したからだそうだ。
 選手たちはチャーター便で豪州入りし、14日間のホテル隔離が課された。しかしチャーター機の中で陽性者が出てしまったので、14日間全く外出(練習)さえ禁じられた選手・関係者が72人出てしまったのはご存じだろう。
 ジョコビッチ選手が、選手たちの環境改善の嘆願書を提出したようだが、アンドリュー知事は、「テニス選手も例外ではない」と一蹴した。テニス関係者や海外からの帰国者が滞在していた隔離用のホテルで働いていた従業員から、ついに陽性者が一人出たのを皮切りに、地域感染にまで拡大してしまい、ヴィクトリア州は急きょ2月12日23時59分より17日23時59分までの5日間、ステージ4の都市封鎖に突入した。その間全豪オープンはそのまま行われたが、無観客での開催となった。18日からは観客の姿が戻っている。 
(主婦、52歳、笛吹市出身)