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都市封鎖乗り越えた喜び

2020年12月2日 6時34分
南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア)

南パスコベール(オーストラリア)雨宮貴美子

 11月24日現在ヴィクトリア州の感染者数0、死亡者数0が25日間続いており、感染していた人1名が退院し、ヴィクトリア州はコビッド・フリーになりました。3カ月続いた厳しい完全都市封鎖も段階的に徐々に緩和されてきており、23日からは屋外でのマスク着用義務が無くなりました。
 ただし、屋内、公共交通機関及び屋外でも社会的距離を保つことができない場合は、引き続きマスク着用が求められます。状況の変化に備え、外出時もマスクを携帯する必要がありますが、この緩和は大きな一歩です。
 残念ながら、息子の卒業式は、この緩和以前に行われたため、卒業生さえ参加しない味気ないオンラインで行われました。
 私はエッセンシャル・ワーカーとして働いていた方に感染させないように、もう一つの仕事を3カ月休みましたが、先週から戻っています。同僚で、老人介護施設を掛け持ちで働いていた人たちも、1カ所に絞られていましたが、12月1日から復帰できるそうです。
 私はこれまでに職場で10回PCR検査を受けましたが、これを受けなくて済むようになるので嬉しいです。
 ヴィクトリア州民は「クリスマスは家族で祝えるように」を目指してきたので、それがかないつつあります。アンドリューズ知事のやり方に不平ばかり言っていた人たちも、成果を見たらもう何も言えないでしょう。
 彼は毎日休みなしでプレス・カンファレンスにて州民に進捗状況を報告していました。彼の強い意志と州民の協力で「安心」を取り戻せたのは大きな喜びです。これからの課題は、海外にいるオーストラリア市民が戻ってきたり、州境が再び開かれ入ってきた別の州の人たちが感染していた場合、どのように対処するか、という問題をクリアにしなければなりません。
 まだまだ諸外国でコロナ・ウィルスが増え続けていることを見れば、安心はできませんが、今だけは、厳しい都市封鎖を乗り越えて得た「感染者無し」の状況を素直に喜びたいです。
(主婦、52歳、笛吹市出身)