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わが家周辺の米大統領選

2020年11月3日 7時35分

バンカーヒル(米国)前嶋明美

 3日はアメリカ大統領の選挙日だ。私の住むWV(ウェストバージニア)州の田舎でも、ちょっと驚かされることが起きている。そのいくつかをお話ししたい。
 最近、隣近所とフェイスブックで親しくおしゃべりするようになった。それによると、ここずっと大統領選の話題だ。全世帯がトランプ氏を熱烈に支持し、一日に何回も投稿する人もいる。相手候補を悪者とみなし、悪魔だとまで言う。討論会がどうであれ、ただただ決め込んでいる。そのうちの一軒は、夫婦で「トランプ氏大好き、大嫌い」の争いの上、離婚して奥さんは出て行ってしまった。
 先日、外出をした時のことだ。ここ周辺の道路には、候補者の文字看板が立ち並んでいるが、ほとんどトランプ氏のそればかり。また、個人宅前に国旗を掲げている家が多いが、TRUMPと書かれた旗を一緒に立てているのも多くて驚かされる。
 街中で長い行列を見つけた。その日は不在者投票の初日ということで、投票をする人々が並んでいたのだ。それは夕方になっても続いていた。私は永住権を持っているが投票できない。夫はアメリカ市民なので選挙権がある。今回は郵送で投票を済ませたようだ。
 日曜日のこと、わが郡(カウンティという)で管轄する救急隊の車(消防車、パトカー、救急車)がトランプ支持の旗を掲げ、警笛を鳴らしながらパレードを行った。日本では考えられないことだ。
 仲良しの隣人が、私たちを夕食に招待したいと言ってきた。どうも、政治の話をしたいらしい。夫は「さしさわりがないよう、気をつけて話すよ」と言っている。(主婦、72歳、南アルプス市出身)