キリングループのメルシャン(東京)は、甲州市勝沼町下岩崎のシャトー・メルシャン勝沼ワイナリーで、日本固有種の甲州種による同社初のフラッグシップワイン造りに挑んでいる。品種特有の香りを生かした白ワイン「甲州きいろ香」のうち、2019年産は山梨市岩出地区の単一畑で造るワインの栽培や醸造方法をてこ入れ。味わいや香りをこれまで以上に引き出し、専門家からも高い評価を受けている。同社は「きいろ香」タイプの目指す次のステップとして、甲州種のフラッグシップワインの有力候補に位置付けている...
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