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甲府空襲必ず語り継いで

2020年07月07日 05時00分
「星のように降ってきた焼夷弾を見て、死の恐怖を感じた」と振り返る加茂悦爾さん=南アルプス市小笠原

「星のように降ってきた焼夷弾を見て、死の恐怖を感じた」と振り返る加茂悦爾さん=南アルプス市小笠原

 1945年7月6日夜から7日にかけて甲府市内などで焼夷弾が投下された甲府空襲から75年がたった。今年は新型コロナウイルスの影響で、悲惨な歴史を語り継ぐ例年の催しを中止・縮小する動きが相次いでいるが、空襲体験者たちは「平和の尊さを伝えたい」と自らの体験を語る。年を追って高齢化と記憶の風化が進む中、当時の状況や平和への思いを聞いた。〈安本渉〉

 幼い妹の手を強く握り締め、橋の下で恐怖の時間が過ぎるのをじっと待った-。旧制甲府中(現甲府一高)3年だった加茂悦爾さん(89)=南アルプス市小笠原=は甲府市御崎町(現美咲)の借家から、防空壕に向かう途中で空襲に遭った。
 6日深夜、灯火管制が敷かれた真っ暗な部屋で就寝していると...