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震災遺構に学ぶ〈5〉福島・南相馬
~3重苦、復興への遠き道

2020年03月13日
南相馬市鹿島区の海岸で行われた警察官による遺留物捜索(2015年10月11日)

南相馬市鹿島区の海岸で行われた警察官による遺留物捜索(2015年10月11日)

■「月命日」の海中捜索
 東日本大震災から9年の区切りを1カ月後にした2月11日、福島県南相馬市鹿島区の沖合で、行方不明者の手がかりを求めて海上保安部潜水士による海中捜索が行われた。海岸から遺族らが見守る中、潜水士がボートから次々と海に入っていく様子が、その日何度もニュース映像で流れた。
 月命日の捜索活動は、陸上での警察消防関係者によるものが定期的に実施されているのだが、海中にまで捜索範囲を広げたのは、この辺りでは1年ぶりのことだと伝えられた。
 鈍(にび)色の海面と長々と延びる南相馬の浜辺の映像を見ていて、初めて月命日の行方不明者の遺留物捜索を目にした2015年10月11日のことが...