貿易だけでなく、幅広い分野でせめぎ合う米国と中国。対立の出口を探るため、2月29日から2日間、米外交問題評議会など10カ国の有力シンクタンクトップらの参加を得て「東京会議 2020」を都内で開いた。
「激しく競い合っても、米中には『共存』しかあり得ない。体制が違っても、中国を世界のシステムから排除することなどできない。対立の出口が見えないと言われるが、答えはある」
その解を実現へ導く「基礎工事」が会議の目的。築いた土台の上に...
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