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分断という「深い河」への問い
~私の「一語白書」

2019年12月15日 11時05分
江戸時代にキリシタンが迫害され、戦争では原爆が落とされた長崎の地で説教するローマ教皇フランシスコ

江戸時代にキリシタンが迫害され、戦争では原爆が落とされた長崎の地で説教するローマ教皇フランシスコ

 国際社会に大きな影を落としているのが、平和を希求しながら核兵器の脅威と分断に歯止めがかからないことと、宗教の違いによる戦争やテロが絶えないことだ。地球最後の日までの「終末時計」(米科学誌)は、残り2分の状態。危機は決して、人ごとでも絵空事でもない。
 ローマ教皇フランシスコ(82)が先月、来日し、被爆地である長崎と広島で演説した。「戦争のため原子力を使うことは犯罪以外の何ものでもない」「日ごと武器は破壊的になっている。途方もないテロ行為だ」と断言、「核兵器の脅威に対して一致団結を」と強く呼び掛けた。
 背景にあるのは、教皇自らが長崎で言及した「手に終えない分断」だ。核保有国と非保有国の溝...