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故人思いポロシャツ自作

2019年11月07日 06時57分
イニャンバネ州ジャンガモ郡(モザンビーク)

イニャンバネ州ジャンガモ郡(モザンビーク)

亡くなった妹の顔写真と、妹が永遠に恋しいというコメントを印刷したポロシャツ

亡くなった妹の顔写真と、妹が永遠に恋しいというコメントを印刷したポロシャツ

亡くなった妹の顔写真と、妹が永遠に恋しいというコメントを印刷したポロシャツ

亡くなった妹の顔写真と、妹が永遠に恋しいというコメントを印刷したポロシャツ

イニャンバネ州ジャンガモ郡(モザンビーク) 丹沢一葉

 アフリカ大陸南東部に位置するモザンビークでは2019年10月15日の大統領選挙の前に、選挙ポスターが街中を染め、人々は選挙カー(軽トラ)に乗り歌いながら街を巡回し盛り上がりました。アフリカの選挙ではさまざまなことが懸念されていますが、地方部の任地では特に問題なく平穏な日々を過ごせました。
 さて、モザンビークでは誕生日や結婚式、葬式のためにポロシャツを自作する文化があります。ポロシャツの胸部分にあたるところには結婚する夫婦の顔写真や故人の顔写真が印刷され、背中にくる部分にはコメントが書かれているデザインが主流です。それを着た時に思い出がよみがえるようにするために作られるそうです。
 実際に多くの人が普段着のように使用しており、見かける頃にはその顔写真の印刷が剥がれかけている状態です。葬式などが頻繁にあり、亡くなる状況に慣れて、故人を悼む感覚があるのか疑問もありましたが、ポロシャツに故人を偲ぶ想いが込められており、同じ感覚だということを感じた出来事でした。
 写真の彼は亡くなった妹の顔写真が印刷されており、背中には妹が永遠に恋しいというコメントが書かれています。この国の印刷技術が今後発展し顔写真が剥がれないように改良をされることを願っています。
(青年海外協力隊、31歳、甲府市出身)