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同じ舞台へ互いが支え
レスリング乙黒圭祐・拓斗兄弟

2019年11月05日 10時58分
7月のプレーオフ前、ウオーミングアップする乙黒拓斗(右)と兄の圭祐=埼玉・和光市総合体育館

7月のプレーオフ前、ウオーミングアップする乙黒拓斗(右)と兄の圭祐=埼玉・和光市総合体育館

 味わったことのない敗戦から、己の未熟さを知った。孤独ではないことも学んだ。周囲には支えてくれる人がたくさんいる-。
 メダル獲得で東京五輪代表に決まるレスリングの世界選手権に挑んだ乙黒拓斗(20)=笛吹市出身、山梨学院大3年。9月、決戦の地となったカザフスタンには、誰よりも最高のパフォーマンスに導いてくれる存在があった。
 「拓斗、いいぞ」。練習パートナーとして帯同し、試合中にはスタンドの最前列からアドバイスを送ってくれた。そんな心強い兄・圭祐(22)=山梨学院大出身、自衛隊=がいた。だが、結果は思わぬ形となった…。
 いつも一人だと思っていた。初めて負けた、あの日も。
 6月16日、東京・駒沢体育館。乙黒拓斗は勝てば世界選手権代表に決まる全日本選抜選手権決勝で樋口黎(日体大助手)に敗れ、体育館のロビーで突っ伏して泣いていた...