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日豪友好記念の桜を守る

2019年10月23日 08時25分

南パスコベール(オーストラリア) 雨宮貴美子

 1980年、大平正芳首相(当時)が豪政府の招待により来豪された。1月17日、メルボルンに短期訪問された際に、日豪友好の記念として寄贈された八重桜数十本が細々と生き延びてきた。
 数年前までその存在を忘れられていたが、1990年ころに桜が現在のBulleen(ブーリーン)にあるBanksia Park(バンクシア公園)に移転され、在留邦人のウォーキング・グループが桜の存在を知った。2015年に中川さんという女性が5本の枝垂桜をそこに植えたのをきっかけに、日本人有志の方たちが“チェリー・フレンズ”というサークルを作って、現在もボランティアで月2回お世話をしている。
 中川さんは散水機を寄付・設置し、日本から樹医を招いて、桜の環境改善・整備を個人的にも行っている。公園を管理をするParks Victoriaの予算は限られているため、マニングハム市に協力を依頼し、公園の活性化を図るため、2016年10月、日本人会、豪日協会、マニングハム市共催による第一回桜ピクニック・デーを開催した。
 今年も10月13日に4回目の桜ピクニック・デーが行われ、千人以上が参加した。無料シャトルバスも最寄り駅から出ている。2月のジャパン夏祭り、5月のジャパン・フェスティバルに続く三つ目の大きなイベントに成長している。毎年メルボルン・マラソンの日程が重なってしまうため、私はまだ一度も参加した事がないが、機会があったらぜひ参加したいと思っている。なお、チェリー・フレンズでは、随時ボランティアを募集しており、皆様からの寄付も大歓迎だそうです。
(主婦、50歳、笛吹市出身)