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人を思う精神身につく

2019年09月04日 09時10分
教員研修でのグループワーク指導の様子

教員研修でのグループワーク指導の様子

オロポリ(ホンジュラス) 中込佑奈

 ホンジュラスでの暮らしも早1年10カ月。最近は村の人々に顔を合わせるたびに帰国の話になり、彼らとの別れが間近に迫っていることを実感します。
 そんな中、つい先日環境教育についての教員研修を行ったので、その話をしようと思います。対象は私が巡回している市内3校の4、6年生担任と生物の先生たちで朝8時から6時間の長丁場でした。概論については前回2月に扱ったので、8月の今回はより実践的な授業の流れや実施のポイント、教師の役割などについて扱いました。
 また環境教育がより進んでいる他県の環境課職員を招き、そちらでの様子を紹介してもらいました。参加した先生たちは熱心にメモを取る人もいればスマホをいじってばかりの人もいましたが、概ね興味深く参加していたように思います。
 そして研修の目的である「教員自身で環境教育の授業ができるような知識と技能を身に付ける」が達成できたかどうか? 正直、うーーん。その時は面白がってくれても必要性や効果を認めなければ彼らも自主的にやらないかもしれません。
 活動終盤になってもこのような見立てになる現状…私は嘆くべき、反省すべきでしょうか? もし同じことが日本で起こったらそうするでしょう。でも2年のホンジュラス生活を経た私は「とりあえず前を向く」ことにしています。私の活動の評価は今やることでも私が決めるものでも無いと思うからです。あとは何よりも目の前にいる人を大切にすることが幸せだというホンジュラス人のマインドが影響したのかもしれません。
 七転八倒いろいろあった協力隊生活、愛情あふれるホンジュラス人にたくましく鍛えてもらいました。彼らの役に立てたかは分かりませんが、特別な2年になりました。再会を祈って。Adiós!(青年海外協力隊、29歳、甲府市出身)