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リニア工事「静岡県の立場理解」

2019年07月19日 07時39分
リニア中央新幹線工事に関する静岡県の対応を説明するため、山梨県庁を訪れた難波喬司静岡県副知事

リニア中央新幹線工事に関する静岡県の対応を説明するため、山梨県庁を訪れた難波喬司静岡県副知事

■山梨副知事、対話求める

 山梨県の若林一紀副知事は18日、リニア中央新幹線の工事を巡ってJR東海と対立する静岡県の難波喬司副知事と面談し、「静岡県の立場を理解する」と述べた。山梨県庁での面談後、難波氏が明らかにした。
 面談は非公開で、副知事室で約30分間行われた。難波氏によると、トンネル掘削による大井川の流量減少への懸念などについて説明。これに対し、若林氏は「静岡県が県民、利水者の懸念を踏まえてJR東海と対話している姿勢は理解できる」と述べたという。
 若林氏は「丁寧な説明を受けた。JR東海と課題の解決に向けて真摯に話し合うことを願う」とのコメントを出した。
 リニア工事は沿線各都県で始まっているが、静岡県は流量減少対策が不十分として本格着工を容認していない。難波氏は「(開業が)遅れるというのは結果であって、(大井川の)水の問題、南アルプスの自然環境問題をうやむやにすることは決して許されない」と述べた。
 静岡県は沿線自治体を巡回してリニア対応を説明していて、山梨は愛知、三重、岐阜に続き4県目。難波氏は「ほかの3県からは静岡の考えを理解するとの言葉はいただけなかった。南アルプスユネスコエコパークの自然環境を連携して保全する立場からすると、山梨と静岡は考えを共有しやすい」と強調した。〈植田裕作〉