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農家の必需品は日本語名

2019年07月17日 09時11分
Catanaを持つ現地の人

Catanaを持つ現地の人

イニャンバネ州ジャンガモ郡(モザンビーク)丹沢一葉

 3月中旬、世界的ニュースとなった大型サイクロン・イダイが南部アフリカのモザンビーク、ジンバブエ、マラウイの3カ国を襲いました。モザンビークは洪水、土砂崩れなど特に大きな被害を受け、現在でもコレラ、マラリアの蔓延により復興支援が続いています。
 私の任地からは800キロ以上離れているためここでは被害はありませんでしたが、配属先でも衣料の寄付やドネーションの支援活動を行いました。今後も協力して復興していくことを願っています。
 今回は文化紹介という事で日本由来の外来語、カタナ(Catana)と呼ばれている鉈を紹介します。農家には必ずあり、草刈りや木材の伐採、耕作・収穫時には欠かせない必需品です。モザンビークは長らくポルトガルの植民地だったため、17世紀にポルトガルとの交易が盛んだった長崎、または平戸から日本刀が南蛮船に積み込まれモザンビークに伝わったという説があります。
 ほかにも、初めて日本に渡ったアフリカ人がモザンビーク出身で織田信長に武士の身分を与えられ「弥助」と名付けられた家臣がいます。弥助が無事にモザンビークに帰国し、そこで日本語を伝えたという説も言われています。
 歴史的にモザンビークは昔から日本との繋がりがあり不思議な縁を感じています。弥助のハリウッドでの映画化も決まったと聞いたため上映が楽しみです。(青年海外協力隊、30歳、甲府市出身)