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「愛育の母」から子育て思う

2019年04月06日 09時09分

バンカーヒル(米国)前嶋明美
 朝、コーヒーをすすりながら、ネットで本紙の電子版「さんにちeye」を見るのが私の日課だ。その日は「今を創った山梨の先人」の「『愛育の母』矢崎きみよ」(2月27日掲載)の記事が目に留まった。さっそく笛吹市の実弟にメールして、当日の新聞を送ってもらった。
 何と懐かしいことか。写真はあの時のきみよさんそのまま、記事を一気に読み終えて、目頭が熱くなった。
 さかのぼること半世紀、21歳だった私は、卒業論文「源村の愛育会活動」を仕上げるため矢崎さん宅を訪問し、直接きみよさんとお会いしたことがあったのだ。あの時のお話は今でもはっきり覚えている。
 まさに新聞記事そのものだった。終戦直後に生まれた私たち団塊の世代は、この愛育指導によって育てられ、今があるのでは、とつくづく思う。わが家でもヤギを飼っていた。私たちきょうだい3人もヤギの乳で育ったようなものだ。
 さて、アメリカの出生率は日本より高く、私の近所にも子どもが多い。子育ての目的も「子どもの自立」と、はっきりしている。
 昔はこちらでも子どもたちが自由に外で遊ぶ姿が見られたようだが、今では親の監視下が義務付けられている。他に、生まれた時から親子別室で就寝、子どもと一緒にお風呂は駄目で、場合によっては虐待とみなされるなど、理解に苦しむことも多い。
 だが、いいところは、パパとママがそれぞれの役割をこなし、両親で子育てしていること。また、キスやハグをしょっちゅうして、スキンシップを図っていることだろうか。(主婦、70歳、南アルプス市出身)