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<32>「愛育の母」矢崎きみよ(南アルプス市出身)
母子の福祉向上原点築く

2019年02月27日
人生の多くを愛育活動に捧げた矢崎きみよ(撮影年不詳、矢崎千恵子さん提供)

人生の多くを愛育活動に捧げた矢崎きみよ(撮影年不詳、矢崎千恵子さん提供)

愛育会館を拠点に、愛育活動に取り組んだ矢崎きみよ(右から2人目)=源村(現南アルプス市、撮影年不詳、南アルプス市源地区愛育班提供)

愛育会館を拠点に、愛育活動に取り組んだ矢崎きみよ(右から2人目)=源村(現南アルプス市、撮影年不詳、南アルプス市源地区愛育班提供)

農繁期に季節保育所を開設した=源村(現南アルプス市、白根町母子愛育会「愛育のあゆみ 母子愛育班活動50周年記念誌」より)

農繁期に季節保育所を開設した=源村(現南アルプス市、白根町母子愛育会「愛育のあゆみ 母子愛育班活動50周年記念誌」より)

矢崎きみよが基礎をつくった旧源村の愛育活動は合併した白根町に引き継がれた。天皇、皇后両陛下は、皇太子・皇太子妃だった1985年7月、白根町の愛育活動を視察された=白根町(現南アルプス市、南アルプス市源地区愛育班提供)

矢崎きみよが基礎をつくった旧源村の愛育活動は合併した白根町に引き継がれた。天皇、皇后両陛下は、皇太子・皇太子妃だった1985年7月、白根町の愛育活動を視察された=白根町(現南アルプス市、南アルプス市源地区愛育班提供)

源愛育会館の前に建てられた矢崎きみよの胸像。今年から白根源小児童による「ストールデザインコンテスト」が行われ、最優秀賞に選ばれたデザインのストールがまとわれている=南アルプス市有野

源愛育会館の前に建てられた矢崎きみよの胸像。今年から白根源小児童による「ストールデザインコンテスト」が行われ、最優秀賞に選ばれたデザインのストールがまとわれている=南アルプス市有野

愛育会職員として矢崎きみよと一緒に活動に励んだ甘利辰代(左)と、孫の矢崎千恵子。甘利は「農閑期にはちょうちんを持って常会に行き、活動の意義を伝えていた」と述懐し、千恵子は「家でヤギの乳を搾った」と振り返る=南アルプス市有野

愛育会職員として矢崎きみよと一緒に活動に励んだ甘利辰代(左)と、孫の矢崎千恵子。甘利は「農閑期にはちょうちんを持って常会に行き、活動の意義を伝えていた」と述懐し、千恵子は「家でヤギの乳を搾った」と振り返る=南アルプス市有野

 今年4月30日の退位が迫る天皇陛下が誕生された1933年12月。誕生を記念して、翌年に恩賜財団母子愛育会が設立された。母と子の保健・福祉の向上が目的で、乳幼児の出生率や死亡率、生活状況などが調べられた。とりわけ農山魚村で乳児死亡率が高いことが明らかになると、その対策に地域ぐるみで取り組む「愛育村」事業が始まる。36年から随時指定され、37年に県内で指定を受けたのが源村(現南アルプス市)。全国の模範として活動を続けてきた。...