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居酒屋の「おすすーめ」は…

2019年01月14日 10時03分

オースティン(米国)橘田かおり
 夫の会社の忘年会が、オースティンの居酒屋「煙-KEMURI」で開かれた。
 居酒屋は、アメリカ人にはなじみがない店なので、店員の説明から始まった。ほとんどが取り分ける料理であること。初心者には「おすすーめ」がお薦めだと、英語のイントネーションで言った。
 メキシコ風モロコシのチップスをつけるアボカドのソースには生のマグロが入っていたが、みんなトマトだと思って食べていた。きゅうりの酢の物は、タコに興味津々だった。タコ焼きは、つぶして下のチーズと唐辛子のソースと混ぜ合わせ、チップスをつけて食べるように指示された。一番人気があったのは、シンプルに焼いたハマチだった。
 飲み物はさらに楽しめた。私はグレープフルーツサワーを頼んだのだが、焼酎の入ったグラスと炭酸水のボトル、半分に割ったグレープフルーツと絞り機が出てきた。「自分で作るのだから、半額にしてもらえよ」という意見が多かった。「抹茶ペインキラー(痛み止め)」という飲み物は、焼酎、テキーラ、パイナップル、ココナッツ、抹茶のカクテル。招き猫のカップで出てくる=写真。
 ニッカウヰスキーを薦める店員の説明は圧巻で、創業者がスコットランドで学んだこと、日本で日本のウイスキーを造るために苦労したことなどを語った。このウイスキーを気に入った人から「YOICHIとはどういう意味か」と尋ねられた。ウイスキーなど飲んだこともない私は、慌てて携帯で調べて「北海道の蒸留所のある所の地名」と答えた。
 居酒屋が「どういう人が来るところか」と聞かれ「会社帰りの人とか学生」と答えたら、すごく驚かれた。なぜだろう。(日本語講師、50歳、韮崎市出身)