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日常に白い生地のドレス

2018年10月18日 09時13分

メケレ(エチオピア)山本明莉

 私はエチオピアの北部、ティグライ州のメケレという街に派遣されています。アフリカと聞くと、「チテンジ」などと呼ばれる鮮やかな色合いと柄が施された生地を、女性たちが頭や腰に巻いて歩いているのを想像される方が多いのではないでしょうか。
 実はエチオピアにはこのチテンジがありません。エチオピアの伝統的なドレスには、真っ白な生地が使われています。「エチオピアンコットン」と呼ばれ、薄くて柔らかく、けがをした時に傷口に当てるガーゼに似ています。そこにクリスチャンの十字架などをイメージした刺しゅうが施されています。
 南部の地域によっては、柄物の民族衣装があったり、そもそも服を着ていない民族もいますが、私の住んでいるティグライ州はほとんどの人がクリスチャンのため、日常的にこのドレスをよく着ています。価格は、手刺しゅうがたくさん入っている物ほど高くなるのですが、安い物は約3千円から、高価な物になると約6万円と幅広くあります。
 ちなみにエチオピア人の平均年収は約5万円と聞いたことがあります。衣装や髪型にお金をかけるのは日本人と似ているのかもしれません。
 お祭りやお祝い事があると皆同じ髪型に真っ白なこの衣装を着るので、他のアフリカとは全く異なる雰囲気を感じることができます。(青年海外協力隊員、27歳、北杜市出身)

お祭りで友達とエチオピアの伝統衣装を着る山本明莉隊員(左から2人目)