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飽きない味で毎日元気に

2018年10月15日 09時50分

ダマウリ(ネパール)鬼塚瑠都子

 ヒマラヤ山脈南麓より「ナマステ」。近年日本で暮らすネパール人が増えており、山梨県内でもネパールカレー屋さんを目にすることがあるのではないでしょうか。
 派遣されてから1年と少したちました。ここネパールは、北海道の約1・8倍の国土に100以上の民族が暮らすといわれている、多民族、多言語の国です。そういう点から、多様な文化や習慣があることも特徴の一つです。
 私は首都から西へ150キロ、バスで8時間かかるダマウリという町に住みながら、主に低カースト女性グループによる自然資源管理と収入向上活動のサポートをしています。活動する際にはカーストに含まれない外国人であることが強みになっており、私の現地語の名前には行く先の村々でつけてもらった、たくさんの民族の名字があります。
 そんな多様な文化が共存する国で、みんなが朝晩必ず食べているのが「ダルバート」です。日本ではカレーに位置づけられると思いますが、基本的に肉や野菜のスパイス炒めと豆のスープ、パサパサした大量のお米がワンプレートになっています。それらを右手で混ぜながら食べるのですが、スプーンを使うよりもなぜかおいしく感じるのです。
 家庭や日によってスパイスの配合や食材が変わるので飽きることはありません。こちらではおなかにぜい肉がある方が魅力的だという考えがあるのですが、花の20代、おなか周りとほのかに黄色に染まった右手を少し気にしつつ、今日もホームステイ先のご飯をおいしくいただいて活動しています。(青年海外協力隊員、24歳、北杜市出身)