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日本の文化伝える祭り

2018年10月15日 09時16分

ロンドン(英国)ヴァンダースケイフ日出美

 素晴らしい秋晴れに恵まれた去る9月30日、第10回目の日本祭りが開かれた。観光客が集まるロンドンの一等地トラファルガー広場に1万人以上もの観衆が集まり、広場には、日本の企業や商店、航空会社、英国日本人会、日本協会、遠く日本からその日のために駆けつけて出店を開いた福島県人会など、20は下らない出店で日本の衣食、観光、文化などをPRした。
 私が属する英国日本人会は営利を目的としないチャリティー団体である。毎年、出店を開いて、会員から集められた新品の日本の小物や和服類、古本、和紙を使った手作りカード、折り紙の鶴の飾り物などを販売して会の収益にしている。
 私は毎年、出店の古本売り場を手伝っている。5月に里帰りした時にめいの子どもの絵本をたくさんもらってきたら、それを英国人の老人が1冊買ってくれた。何と、その老人が日本語の勉強を始めたので使うと言われた。思わず感激して頑張って下さい、と言って励ました。
 広場の中央に設けられた舞台の上では、津軽三味線の演奏、和太鼓、日本舞踊、コーラスの合唱、のど自慢大会、民謡などが披露され活気に満ちていた。今年は舞台と、広場が一体となり、衣装をまとった邦人たちが中心となり阿波踊りを踊った。広場に集まった観光客や市民も加わって見よう見まねでにぎやかで楽しそうであった。
 ロンドン市より借りる場所代は結構な金額ではあるが、母国のPRでもあり、私たち日本人にとってもアイデンティーを自覚させる大切な恒例行事となっている。
(主婦、71歳、身延町出身)