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「貧困、飢餓への働き掛け必要」
巨摩高・清水芽衣さん、国際交流体験を報告

2018年05月18日 08時22分
インドネシアでの体験を報告する清水芽衣さん=巨摩高

インドネシアでの体験を報告する清水芽衣さん=巨摩高

 巨摩高3年の清水芽衣さんは、ユネスコスクール加盟校の高校生を対象とした国際交流プログラムに参加し、このほど同校で報告会を開いた。清水さんは、全国で200人以上の応募者の中から選ばれた12人の一人として、今年3月、インドネシアを訪問した。
 清水さんが参加したのは日本ユネスコ協会連盟が主催するESD国際交流プログラム。ESDは「持続可能な開発のための教育」のことで、貧困や飢餓、環境問題の是正に向けた国連のSDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)に基づいている。
 インドネシアでは、大学や日本大使館などを訪問。イスラム教のモスク(礼拝所)を訪れた際、平日にごみ袋を売っている小学生ぐらいの男の子がいたといい、清水さんは「学校に行かないまま育っていくかもしれない彼をどうしたら助けられるのか、社会情勢や自分たちの無力さに悔しい思いをした」と語った。
 またカカオ農園では、フェアトレードと言いつつ、利益を大企業が奪っていくことがあると聞き、「学校にも行けずに働いている子どもたちがいるのに、本当にフェアなのか」と疑問を感じたと振り返った。
 清水さんは「貧困や飢餓に苦しんでいる誰かを救うために、私たちは働き掛けないといけない。この思いが少しでも誰かに届いているとうれしい」と報告を締めくくった。地域の人たちに、ESDの活動を広めるのが目標という。〈手塚美菜子〉