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<3>東雲小
学年ごとに活用法工夫

2018年03月14日
自分たちが作成したオリジナル新聞を紹介する4年の児童=甲州・東雲小

自分たちが作成したオリジナル新聞を紹介する4年の児童=甲州・東雲小

 日本新聞協会のNIE(教育に新聞を)の2016~17年度実践指定校、甲州・東雲小。関心のある朝刊記事を児童が「朝の会」で紹介するなど、以前から新聞を教材として取り入れてきた。
 同校では低、中、高学年ごとに内容を分けて学習。1年生は「新聞の記事を見て、犬の仕事を知ろう」を学習目標に据え、犬と人との関わりを時代を追って取り上げた新聞記事を読んで感じたことを絵日記風にまとめた。
 3、4年生はオリジナル新聞作りにチャレンジ。3年生は、ブドウ農家で農業体験をしたり、共選所やワイン工場を見学したりした際の体験やインタビューを記した「フルーツ新聞」を作成した。
 4年生は1学期、班ごとに「遠足」「自然の杜」などのテーマを設定し、模造紙に記事をまとめた。2学期には、甲府・峡東クリーンセンター(笛吹市境川町寺尾)での社会科見学や甲州市職員によるごみの分別に関する講話などを参考に、1人1部ずつ新聞を作成した。
 「富士山のごみ」をテーマに記事をまとめた4年の卯月楓輝君は「調べることが多く、情報を絞り込むことが難しかった」と感想。作成した新聞は在校生らの前で発表した。
 発表を聞いた3、4年生は感想を付箋に書き、それぞれ新聞に貼り付けた。4年の原一心君は「新聞作りは大変だったけど、記事を通し環境について真剣に考えてくれる生徒が多くうれしかった」と学習を振り返る。
 5、6年生は新聞の1面や子ども向け新聞を活用し、感想文を書く学習や新聞作りなどに取り組んだ。NIE担当の山縣重人教諭は「新聞を活用した密度の濃い学習が進められ、教員も指導法のスキルアップができた。今後も教育活動の一環としてできる限り取り組みを継続していきたい」と話している。〈山本文香〉
 =水曜日に掲載します