前回までのあらすじ 68歳の夫と66歳の妻・裕美は、脳梗塞で倒れた認知症の母親・鈴(91)を身延町で「老老介護」している。鈴の息子・和雄から裕美に「娘の翠が結婚することを伝えたい」と連絡が入る。大学を中退し、勝沼の農家に婿に入った和雄を鈴が受け入れられるか心配する裕美たち。そんな時、裕美に息子の亮太から12月20日ごろにバンクーバーから一時帰国するとメールが届く。孫にも会えると裕美たちは喜ぶ。...
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