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肺がん広がってもできる特殊な手術とは?
周囲の臓器を広く切除 気管支、血管を再形成

2016年6月2日
ごとう・たいちろうさん 慶応大医学部卒。米国留学を経て、2011年から同大医学部呼吸器外科学助教、13年同講師。14年から県立中央病院。医学博士、呼吸器外科専門医、日本移植学会移植認定医、日本肺がん学会評議員。東京都出身。

ごとう・たいちろうさん 慶応大医学部卒。米国留学を経て、2011年から同大医学部呼吸器外科学助教、13年同講師。14年から県立中央病院。医学博士、呼吸器外科専門医、日本移植学会移植認定医、日本肺がん学会評議員。東京都出身。

 50代男性。肺がんが周囲に広がっていても行える、特殊な手術があると聞きました。どのような手術ですか。

【回答者】県立中央病院肺がん・呼吸器病センター長 後藤太一郎医師

 -まず一般的に、肺がんで手術できるケースについて教えてください。
 リンパ節転移のない早い段階は手術が可能です。病期でいうと1、2期。3期になると手術できるケースとできないケースが出てきます。その境界となるのが、左右の肺の間にある縦隔リンパ節への転移です。県立中央病院では4月から縦隔鏡による検査を導入しました。リンパ節の一部を切り取って調べることで、転移の有無や手術の適応を正しく判定できます。

 -特殊な手術とは。どのような場合に行うのですか。
 肺がん手術のうち9割は...