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<4>「世間の目」におびえて 相談できない、頼れない

2014年10月31日
ひきこもりの子を持つ親が集う場で、ため込んだ思いをぶつけたサユリ。「もう誰も頼らない」と思っていたが、同じ悩みを持つ母親は震えるサユリの肩に手を当て、なだめてくれた

ひきこもりの子を持つ親が集う場で、ため込んだ思いをぶつけたサユリ。「もう誰も頼らない」と思っていたが、同じ悩みを持つ母親は震えるサユリの肩に手を当て、なだめてくれた

 「世間って、そういうものですよね。ひきこもっているだけで、犯罪者予備軍みたいに見られる。普通じゃないって烙印を押される」
 9月に甲府市内で開かれた、ひきこもりの子を持つ親が集う場で、郡内地域に住むサユリ(57)の声が響いた。頬が震え、涙がこぼれる。気持ちが高ぶるのを抑えきれなかった。
 ひきこもりの子は社会との接点を持たず、世間に「何をしているか分からない存在」だと思われている。時に周囲に不安を与え、「何をしでかすか」とあらぬ臆測を呼ぶことさえある。そう考えているサユリは...