でぐち・のぶひろさん 2002年山梨医科大(現山梨大医学部)卒。同大皮膚科に入局。県立中央病院、国立千葉医療センターを経て、10年から山梨厚生病院。日本皮膚科学会専門医。和歌山県出身。
子どもが通う保育園でアタマジラミが流行しています。どのように対応したらよいでしょうか。
回答者 山梨厚生病院皮膚科 出口 順啓医師
薬用シャンプーが有効 タオル、くし共用避けて
-アタマジラミとは。
成虫の体長は2~3ミリ、卵は1ミリ前後で、髪の毛に寄生して頭皮を吸血します。髪の毛に産み付けられた卵は約1週間でふ化し、その後2週間ほどで成虫になります。1日に5、6個の卵を産み、寿命である約1カ月の間に100~200個の卵を産むとされています。
...
このページは有料会員限定です。紙面併読コースまたは電子版単独コースに登録することで続きをご覧いただけます。