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バス停「宮入製作所」で下車。 御勅使南公園へ向かって進む。 農道を左折し、水田や果樹園の中を進む。 サクランボ、キウイフルーツなどの産地である。 右側に将棋頭の石積みが見えてくる。 武田信玄が甲府盆地を水害から守るため、甲斐市(旧竜王町)の釜無川に信玄堤を築堤した。 それに併せて、上流の御勅使川の流れを変えるための石積出しや流れを二分するための将棋頭を築造した。 対岸の韮崎市に竜岡将棋頭が残る。いずれも国の史跡に指定されている。 わかば支援学校入口に小将棋頭がある。 大きなアカシアが目印である。 徳島堰が御勅使川を暗渠で渡ってきたものが、ここで表に出る。 徳島堰は韮崎市円野(まるの)町の釜無川から取水し、旧白根町曲輪田(くるわだ)新田まで16.6kmの水路で、寛文11(1671)年に完成した。 御勅使川扇状地の水の問題が解決し、農業に役立っている。 徳島堰沿いに進む。 桜並木が続き、花の時期にはにぎわう。 矢崎家は名主を務めた旧家で、住宅は建築から200年を経過しているという。 市の文化財に指定されている。 水宮神社には御勅使川のはんらんから守るための水神が祀られている。 水宮神社の社叢は市の天然記念物に指定されている。 水田や果樹園の中を進み、御勅使南公園に向かう。 この公園の面積は約20ha。 河川敷を利用して整備され、東西に約2.2kmと細長く、上流から健康の森ゾーン、中央広場ゾーン、スポーツゾーン、遊戯ゾーンがある。 アカマツなどの樹木が多く、四季折々の花も咲く。 散策路が整備され、ウォーキングを楽しむ人が多い。 御勅使南公園からバス停「宮入製作所」に戻る。 (山井今朝雄 著「甲斐路ウォーキング」より) |