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JR山梨市駅で下車。 県道を進み、笛吹川を渡り、万力公園に入る。 武田信玄が治水のために植えたアカマツ林を活用した公園で、広さは14ha。 信玄流の水防施設である雁行堤が残る。 園内にのびる春の道、夏の道、秋の道には110余種の万葉植物と27基の万葉歌碑が点在し、万葉の四季をたどることができる。 シカやフラミンゴなどがいるふれあい動物広場がある。 南側には日本の鉄道王としてその名を残す根津嘉一郎翁の銅像があり、北側にはちどり湖がある。 差出の磯は古今和歌集に詠まれた名勝地であり、歌に出てくるチドリは平成18年、山梨市の鳥に指定された。 南の集落を通り、窪八幡神社に向かう。 境内には室町時代後期の神社建築が多い。 本殿は全国で唯一の十一間社流造りである。 武田信虎が天文4(1535)年に建立した鳥居は、木造ではわが国最古と言われている。 9棟が重要文化財に指定されている。その他にも貴重な文化財が多くある。 江戸時代の一時期、陣屋が置かれた清水陣屋跡、八幡小学校を過ぎ、新しく整備された農道を上る。 イチゴランド、明神山公園を過ぎ、笛吹川フルーツ公園に至る。 フルーツをテーマにした公園は、果樹地帯を見下ろす斜面に広がる。 広さは約32ha。 くだもの広場(温室)、トロピカル温室、芝生広場、ウォーターガーデン、足湯などがある。 果樹園では10種類以上の果樹が栽培されている。 園内には散策路があるので、観察しながら歩くことができる。 富士山や甲府盆地などの眺望が素晴らしい。 公園への進入道路を下る。 モモの花の時期には一面がピンクに染まり、目を楽しませてくれる。 国道140号(雁坂みち)を渡り、万力公園を過ぎ、JR山梨市駅に戻る。 (山井今朝雄 著「甲斐路ウォーキング」より) |