
とかく車で移動することが多い日常だが、最近は健康志向の高まりもあって「歩く」ことへの関心が高まっている。 「歩く」ことは健康に良いのはもちろんだが、周辺の街並みや自然に触れ、文化、歴史を感じることもできる。
のどかな街並みを楽しんだり、静かな境内で深呼吸したり、遺跡や文化財に触れて歴史を感じたり、青空を流れる白雲の行方をぼんやり眺めたり…。 そんな心を豊かにのんびりとしたウォーキングを楽しめる場所が身近にあったら、きっと「歩いてみたいな」と思うはず。
「山梨県内は、実は、そんな場所の宝庫なんです」と話す元県職員の山井今朝雄さん(65)。 山井さんは退職後、市町村の観光パンフレットやウォーキング関係資料、県からの道路、文化財、森林、花などの資料を基に、地域の公園、神社、寺院、遺跡、文化財など特色ある施設を回り、安全に歩くことができる4〜8キロメートル程度のコースを県内各地に想定、2004(平成16)年2月から2006(平成18)年11月にかけて実際に現地を歩いてみた。
「ウォーキングは健康づくりや、自然との触れ合い、ふるさとを見つめる機会としては最適。 その地域の歴史、文化、自然、家並みなどさまざまな状況を知ることができ、山梨の良さをあらためて実感できた」。 山井さんは調べたコースの中から、安全に楽しむことができるコースとして80コースを選定した。
80コースは、このほど山梨日日新聞社から出版されたが、このうち特にお薦めの16コースをホームページ内で紹介する。 山井さんお薦めのコースを参考に、忙しい日常の中でスローライフ的な気分転換に、ぶらりと「小さな旅」に出てみてはいかがだろうか。
(山梨日日新聞Web版編集部)

