2010年6月21日(月)
【インタビュー】 立候補予定者に聞く 〔1〕 輿石 東氏(民主・現) 20年の実績と姿勢訴え 山教組は違法活動ない
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こしいし・あずま氏 党参院議員会長、党山梨県連顧問。都留短大(現都留文科大)卒。小学校教諭から山教組委員長、県労連議長を経て、1990年の衆院選で初当選。衆院議員を2期務めた。参院議員には1998年初当選し、現在2期目。党代表代行や幹事長代行など歴任。甲府市相生1丁目。74歳。 |
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−参院選の位置付けは。
「民主党は事業仕分けや高校授業料無償化など自民党政権ではできなかったことを実現したが、『政治とカネ』問題や米軍普天間飛行場の移設問題などで実績がかすんでしまった。菅直人代表の下でスタートした新生民主党に、有権者が『もう一度期待しよう』という気持ちを持ってもらえるかが問われる選挙になる。政権与党ということで、市町村長や従来の自民党支持組織からも期待が寄せられるようになったが、風当たりも今まで以上に強くなった。これまで経験したことのない選挙戦になりそうだ」
−国会会期を延長しなかったのは民主党が高い支持率のまま選挙戦に入るための「選挙戦略」との見方もあるが。
「選挙のために延長しなかったわけではない。参院総務委員会は与党が開催に必要な委員の半数を確保できない可能性があり、会期を2週間延長しても郵政改革法案などは参院で成立できないことが予想されたからだ。法案を通すことができなければ、延長の意味はない。多くの法案は残るが、それは次の臨時国会で成立できると判断した」
−鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長の辞職後も参院議員会長にとどまったことに連帯責任を問う声もあるが。
「参院議員会長は参院議員の会派の中で選ばれる役職。新会長が選ばれないうちに辞めることは無責任になる。党役員の幹事長代行は既に辞め、菅代表から新たに代表代行就任を依頼されたが、断った。鳩山前首相と小沢前幹事長を支えてきた立場として、党役員にとどまることはできないと判断したからだ」
−自民党の新人候補は若さを前面に出し、世代交代を訴えている。
「特に気にしていない。多くの人に支持してもらいながら約20年、国会議員を続けてきた。与えられた職務を果たしながら山梨県のために働くことを強調するだけだ。あとは県民が評価することだと思っている」
−北海道教職員組合(北教組)事件を受け、自民党は山梨県教職員組合(山教組)への批判を強めているが。
「北教組で政治資金規正法違反事件があったことは残念で、(陣営が資金提供を受けた民主党の)小林千代美衆院議員が辞めたのも仕方のない結果だ。ただ、その事件を山教組にまで当てはめるのはおかしい。山教組が違法活動をしている印象を植え付けようとしているとしか思えない。教職員も違法な活動はしておらず、あってはならない」
−子ども手当など衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込まれた政策の転換には「公約違反」との指摘もある。
「想定した約46兆円の税収が、実際は37兆円しかなかった影響が大きい。予定の収入がなければ節約するのは家計も同じ。問題のある点は修正しながら4年間でマニフェストを実現するので、1、2年目は我慢してもらうことを有権者には理解してほしい」
〈藤原 祐紀〉
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参院選は24日公示に向け、各政党や陣営が前哨戦を繰り広げている。山梨選挙区に立候補を予定している4氏に、選挙戦の位置付け、課題などを聞いた。
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