2010年07月28日(水)
解体の近代名建築 CADで復元 甲府工建築科 設計学びデータ保存へ
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昭和初期の図面をデータ化する生徒ら=甲府工高 |
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甲府工高建築科の生徒が授業の一環で、本年度中に解体される旧甲府郵便局(旧甲府市役所本庁舎4号館)などの近代建築について、当時の手書きの図面をコンピューター利用設計システム(CAD)で復元する作業を進めている。昭和初期の趣を残す「近代化遺産」として解体が惜しまれた名建築の設計を学びデータを残すことが目的で、完成した図面やパースはウェブサイトで一般公開する予定。 データ化するのは、日本武道館などの設計で知られる山田守氏による旧甲府郵便局のほか、県教委がまとめた「山梨県の近代化遺産」にも選ばれた旧県立図書館(旧県庁第1南別館)、山梨大赤レンガ館(旧甲府連隊倉庫)の三つの建物。3年生8人が、同校講師で一級建築士の河野広さんから指導を受け、平面図や立面図などをCADで書き直している。3年の小林大樹さんは「現代の建築に比べて曲線や窓が多いのが特徴。昔の建物だがデザインに新しさを感じる」と話していた。 三つの建築はいずれも保存を求める声があったが、取り壊しを免れたのは赤レンガ館のみ。河野さんは「古い図面から先人の考えを読み解き、今後の設計に生かしてほしい」と話している。
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