2010年07月21日(水)
ふすま、掛け軸…西嶋和紙 用途多彩に 山梨市に専門店 手すきのぬくもり魅力
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西嶋和紙に写真を印刷したふすまや掛け軸を展示するショールーム=山梨市歌田の「紙季庵」 |
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西嶋和紙で製作したワインラベル |
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身延町の伝統産業「西嶋和紙」を使った製品の企画販売を行う専門店「紙季庵」(堀内勝仁代表)が、山梨市歌田にオープンした。扇子やはがきなど既製品のほか、客の依頼に応じてワインラベルやふすま、掛け軸など独創的な製品も販売。手すき和紙の魅力を多くの人に伝え、売り上げ増を目指す、としている。 堀内代表が10年前、西嶋和紙の手すき作業を初めて見て、「山梨の伝統工芸の奥深さと和紙のぬくもりに感動した」のがきっかけ。勤務していた貴金属の製造会社を辞めて10年間にわたって準備を進め、7月中旬にオープンさせた。 飲食店だった店舗を借り受け、リニューアル。約100平方メートルの売り場には西嶋和紙を使った照明やブックカバー、インクジェット用紙、色紙など約50種類の商品が並ぶ。和室のショールームもあり、西嶋和紙に富士山の写真を印刷したふすま、画家の前田康成さん(富士河口湖町)の版画作品や掛け軸なども展示している。 身延町西嶋の和紙メーカー山十製紙(笠井伸二社長)と提携し、生産している。中でもワインラベルはボトルを通して見ると、書やイラスト、写真などが大きく見えるアイデア商品。「インテリアとして飾ってもよい」(堀内代表)という。 ワインは客の要望に応じてワインラベルをデザインした上で、甲州市などのワイナリーに委託して商品化する。1本から注文可能で料金は1本当たり5千円から、となっている。結婚式の引き出物や記念日のプレゼントとしての需要を見込んでいる。 このほか、幼稚園や保育園、小中学校に出張し、紙をすいて卒業証書を製作してもらう事業も受け付けている。同店の営業時間は午前10時〜午後7時。年内は無休。問い合わせは紙季庵、電話0553(39)8696。
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