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輝け 甲府商ナイン【1】
米田 武器は縦のスライダー
遠藤 4番で捕手 チームの要
2007年8月3日掲載
第89回全国高校野球選手権大会の開幕(8日)まで1週間を切った。山梨大会で頂点に立ち、伝統校の誇りを胸に44年ぶりの夢舞台に挑む甲府商ナインを紹介する。
米田易弘投手
「中学の時にもスライダーを投げていたけど、よくなかった。落ちるボールを投げたかったので、キャッチボールでいろいろと握りを工夫しているうちに、投げられるようになった」と言う。 小学2年の時、甲府の国母のスポーツ少年団で野球を始めた。中学時代は高いレベルを求めて硬式チームの甲府南シニアに入団。3年生で一塁手のレギュラーだったが、投手としては二宮佑人(現甲府工)の2番手だった。 「公立の強豪で家から近かったから」と甲府商に進学し、1年生の春からベンチ入りした。昨秋の県大会でエースナンバーを任されると急成長した。 マウンドでは堂々とした投球を見せるが、神経は繊細。甲子園では立ち上がりの緊張感を硬さにしないことが課題だ。「仲間を信頼して、捕手のミットに思い切り投げ込むだけ」と意気込む。 遠藤勇哉捕手
今大会は打率4割、チーム最多タイの7打点を挙げた。準々決勝の北杜戦では、五回に逆転の2点適時打を放つなど勝負強さが光る。守備では下級生のエース米田易弘を冷静にリードする。ベースの手前でバウンドする落差の大きいスライダーも体を張って食い止め、後逸はほとんどない。 昨秋、米田のスライダーを受けたときには「切れすぎて捕れなかった。ワンバウンドが多いので苦労した」という。冬場は至近距離からノックを受けるなど、捕球技術を身につけた。今大会、米田の登板時は暴投、捕逸は一つもなかった。米田も「信頼して投げられる」と感謝する。 父・修さんも甲府商OB。甲子園出場を決め「楽しんでこい」と言われたという。下級生ばかりの投手陣を支えることに「打たれてもいいから、それぞれの持ち味を生かしたい。勝てれば自信になるし、ダメならば練習すればいい。みんな先がある」と頼もしい。 清水彰仁投手
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