2007 夏の甲子園 がんばれ甲府商業
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甲府商惜敗 ナインの健闘に拍手
応援団「感動ありがとう」  
2007年8月16日掲載
 「よくやった」「感動をありがとう」−。兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている全国高校野球選手権第八日の十五日、山梨代表の甲府商は新潟明訓(新潟)に延長十二回の激闘の末、1−2で敗れ、惜しくも2回戦突破はならなかった。しかし、四十四年の長い空白期間を破って夏の甲子園に戻り、大舞台で好試合を繰り広げたナインに、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。
 一塁側アルプススタンドには甲府商の一、二年生、父母、OBら千五百人以上が駆け付け、ナインの勝利を祈った。新潟県勢との対戦とあって「川中島の合戦」にちなみ野球部OB会が武田軍の軍配を千六百本用意。応援を盛り上げた。
 一回裏、市川大輔選手の適時打で先制すると、スタンドには歓声の渦が巻き起こった。しかし、試合は四回に1−1と追い付かれ、その後は両者譲らず息をのむ展開。午後六時すぎからは照明灯に明かりがともされ、カクテル光線に照らされながらの試合となった。
 八回の苦しい場面では、好投を続けるエース米田易弘投手を応援する米田コールが沸き起こり、奮闘するナインに精いっぱいの声援が送られた。
 延長十二回での惜敗に、野球部父母会長で石原優太選手の父・晴美さん(48)は「春以降本当に強くなった。一生懸命な姿に感動した。お疲れさまと伝えたい」と涙をこらえた。
 二十五年前、甲子園を目指した遠藤勇哉選手の父・修さん(41)は「自分たちの夢舞台でもあった甲子園で素晴らしい戦いをした。これで終わらず、甲子園の常連になってほしい」と古豪の完全復活に期待を込めていた。
アルプススタンドから声援を送る甲府商の生徒ら=甲子園球場
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