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<上>情報収集し特長を把握 家庭の方針に合わせ判断

2017年10月11日
園児の母親が入園理由や園の特徴を紹介した座談会=南アルプス市内

園児の母親が入園理由や園の特徴を紹介した座談会=南アルプス市内

 来春の入園に向け、山梨県内の幼稚園や保育所、認定こども園などで、入園説明会や申込書の配布が始まり、11月からの入園の受付も迫ってきた。園によって、教育・保育方針や日頃の活動、行事などはさまざま。卒園までに掛かる費用や市町村による支援制度も異なる。園を選ぶポイントや費用について、2回にわたり紹介する。
〈杉原みずき、山本久美子〉

 9月下旬に南アルプス市の子育て支援団体「NPO法人あんふぁんねっと」が、園選びの参考にしてもらおうと同市内で開いた、園児の母親を囲む座談会。同市内や富士川町の保育施設などに子どもを通わせる母親6人が、約20人の参加者を前に園を選んだ理由や現在の様子を紹介した。

■決め手さまざま
 先輩ママが挙げた入園の決め手は「夫が通っていた園で様子が分かっていた」「設備がきれい」「家が近く、祖父母も送迎しやすい」「子どもが安心して気持ち良く過ごせる雰囲気があった」など。
 園生活の中で良さを感じる点には、「年長で取り組むマーチングは練習も厳しいが、打ち込めるものがあっていい」「縦割りクラスで社会性が育まれる」「看護師がいるので、体調が悪くなった時も安心」などの声があった。
 自営業で既に仕事もしているという同市の柳原裕子さん(42)は、生後6カ月の長女を来春入園させる予定で「送り迎えが楽なので、一番自宅に近い保育所がいい」と希望。1歳の長男がいる同市の市村直美さん(34)は、入園に合わせ復職予定で「休むと周りに負担がかかるので、平日の行事がどのくらいあるかも気がかり」と話す。
 参加者の中には、再来年の入園に備えた人も。同市のピアノ講師深沢可奈江さん(31)は「教育方針を重視したい。マーチングなど何か集中して取り組める活動がある所を探したい」と情報収集していた。

■トータルで検討
 選ぶ際に考慮しておくといい点は。認定こども園に長女(2)が通う同市の会社員中込雅子さん(32)は「仕事をしながら通わせられるか」を挙げる。行事の日程や延長できる時間に加え、保護者会による活動が盛んな園もあり、トータルで仕事と育児の時間のやりくりができるか検討することを勧める。送迎も慌ただしくなる中で「園の周りの通行や駐車場での車の止めやすさも、毎日のことなのでストレスがない方がいい」という。
 幼稚園に長女(5)が通う同市の高石彩子さん(35)は、見学時のチェックポイントとして「子どもも先生も素が出る休み時間の様子や、けんかしている子どもへの対処の仕方などを見ると、雰囲気や方針が分かるのではないか」と助言する。
 申し込みをするまでに、気になる施設を見学したり、併設されている支援センターに通ったりしておこう。「先生と顔なじみになっていると、園の情報もいろいろ聞ける」と中込さん。同法人の軽部妙子代表は「子ども・子育て支援新制度が始まって、施設の形態なども変わっているので、先輩ママにもできるだけ話を聞いて情報を集めてほしい。見学では園の醸し出す雰囲気で、合う合わないも感じられる。納得して選んだ園であれば、何かあっても先生と話し合えたり相談したりできる」と話している。