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[さんにちEye 愛読者の声]金精軒製菓社長・小野光一さん 
「人」を知る記事楽しみ

2017年10月06日
「地域を動かすのは人と人とのつながり。一生懸命何かに打ち込んでいる人の情報を期待している」と話す小野光一さん=北杜市白州町台ケ原

「地域を動かすのは人と人とのつながり。一生懸命何かに打ち込んでいる人の情報を期待している」と話す小野光一さん=北杜市白州町台ケ原

 根強い人気を誇る「生信玄餅」、白州の名水を寒天に閉じ込めたシンプルな水菓子の「水信玄餅」のヒットで知られる金精軒製菓社長の小野光一さん(65)=北杜市白州町=は、山梨日日新聞と山日電子版「さんにちEye」の愛読者。「まず朝5時半ごろ届く朝刊を読み、その後、獺祭庵と名付けた書斎のパソコンやスマートフォンで定時メールなどを見ています。外出先などで新聞が手元にないときは最初から電子版。人の動きやイベント、世の中の動きを知るには新聞の情報や速報ニュースは欠かせない」と話す。
 台ケ原店、韮崎店限定で販売する水信玄餅は5年目のシーズンになるが、全国、海外から大勢の観光客が訪れる人気ぶり。6月から9月末までの土・日曜の限定販売で約4万5000個を販売したという。両店合わせて一日限定1300個は午前中に売り切れ続出。新聞広告やネットで見たという問い合わせも多い。
 「それほど早い時間にお越しにならなくても…と伝えても、夜中の2時に東京からお越しになる方がいらっしゃったり、早朝4時から行列ができた日もあったりと、早い時間から整理券を配ったこともありました」と繁忙期を振り返る。きな粉は自社栽培の青大豆を焙煎してひくなど、地元産にこだわる。
 電子版の連載「八ケ岳パン日和」で紹介されたコーナーポケット韮崎店(小野曜店長)は、もともと金精軒製菓パン部門として創業し、分離独立した。「八ケ岳周辺にパンのお店が多いのは、酵母の異常発酵が起こりにくい冷涼な気候が適しているからだと思う。明野町産のサツマイモ・あけの金時を使った『ほくときらり』という商品は、この連載で紹介されているパン店とプロジェクトをつくり、製品化している。この恵まれた地域と特産品をもっと多くの人に知ってほしい」。八ケ岳観光圏の理事を務め、イベントや特産品づくりなどを通して地域おこしを追求する。漆の産地だったという情報を基に、白州の漆を再興するための植樹も進めている。
 最近では、北杜市が東京五輪事前合宿誘致を進めていたフランス・バイシクルモトクロス(BMX)が合宿実施を見送ることになったという記事が非常に残念だったという。「記事になる数日前に情報は入っていたが、もう少し(誘致実現に)何かできたのではないかと悔いが残る」
 電子版独自の記事では「役員室 拝見!」に満遍なく目を通す。「知り合いが多いが、趣味や座右の銘など、あまり知らなかった情報も載っている。もちろん、初めて知る方の情報はもっと興味深い。どの分野でも、一生懸命何かに打ち込んでいる人のことをもっと知りたい。地域を動かすのは人と人のつながり。人を深く掘り下げた記事を、新聞と電子版には期待している」