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<5>ルポライター 竹中労(旧制甲府中学出身)
反骨精神 権力、世相斬る

2017年09月13日
神奈川県箱根町にあった仕事場での竹中労(1970年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

神奈川県箱根町にあった仕事場での竹中労(1970年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

甲府市内にあった竹中家の前で撮影された家族写真。最前列が20代の労、後列中央が父英太郎。左端が妹紫。労は亡くなる直前、「あそこには生活がある」と甲府での暮らしを懐かしんだ(1950年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

甲府市内にあった竹中家の前で撮影された家族写真。最前列が20代の労、後列中央が父英太郎。左端が妹紫。労は亡くなる直前、「あそこには生活がある」と甲府での暮らしを懐かしんだ(1950年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

鋭い言論から凶暴なイメージが残る竹中労だが、無類の猫好きだったことでも知られる。神奈川県箱根町にあった仕事場では30匹飼っていたという(1970年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

鋭い言論から凶暴なイメージが残る竹中労だが、無類の猫好きだったことでも知られる。神奈川県箱根町にあった仕事場では30匹飼っていたという(1970年代、写真提供・竹中英太郎記念館)

沖縄を愛した竹中労は数多くの沖縄民謡のレコードの監修、制作を手掛けた。ジャケットの絵は父英太郎が描いた

沖縄を愛した竹中労は数多くの沖縄民謡のレコードの監修、制作を手掛けた。ジャケットの絵は父英太郎が描いた

10代の頃に出合い、大きな影響を受けた「ルポ・ライター事始」を手に、竹中労の魅力を語る水道橋博士=東京都港区

10代の頃に出合い、大きな影響を受けた「ルポ・ライター事始」を手に、竹中労の魅力を語る水道橋博士=東京都港区

竹中労プロデュースの映画「戒厳令の夜」(五木寛之原作)に登場する父英太郎の絵を前に父子の絆を語る労の妹紫=甲府市湯村3丁目の竹中英太郎記念館

竹中労プロデュースの映画「戒厳令の夜」(五木寛之原作)に登場する父英太郎の絵を前に父子の絆を語る労の妹紫=甲府市湯村3丁目の竹中英太郎記念館

 沖縄の基地問題、原発事故、北朝鮮による核開発やミサイル発射…。混迷する社会や国際的な問題に対し、その男が生きていれば、どう切り込んでいただろうか。
 ルポライターを名乗り、芸能界や政界を鋭く批判する記事を多数執筆。ペン1本で権力に対して闘いを挑み続けた彼の名は、竹中労(本名・つとむ)という。東京都牛込区(現在の東京都新宿区)に生まれ、1942年、12歳で疎開のため家族とともに甲府に移り住む。旧制甲府中学(現在の甲府一高)に通うなど青春時代を過ごした山梨が、反骨精神を生む土壌になった。
 竹中のジャーナリズム精神の片りんは、甲府中学時代にみてとれる。同中学の同...