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富士山麓ヒノキで浴槽

2017年04月13日 05時00分
商品発送を前に、浴槽の仕上がりを確認する本沢史郎代表=富士吉田市新倉

商品発送を前に、浴槽の仕上がりを確認する本沢史郎代表=富士吉田市新倉

 ふじやま工芸(富士吉田市新倉、本沢史郎代表)は、富士山麓のヒノキ材を使った浴槽を製造、販売している。「気軽に自宅で露天風呂を楽しんでもらいたい」(同社)との考えから、構造を工夫することで価格を抑え、浴槽のみの場合は送料込みで12万円台から提供。温泉施設などでしか機会のないイメージが強いヒノキの露天風呂だが、自宅の庭先で楽しむ人も増えているという。〈青柳秀弥〉

 同社は本沢代表が大手玩具メーカーを早期退職して2009年に設立。温泉や銭湯が好きで、よく富士山の銭湯画を見ていたこともあり、東京都内から移住して富士山麓で仕事を始めた。
 ふじやま工芸の浴槽は、本沢代表こだわりのブランド材「富士ひのき」を使用。富士山麓のヒノキで、静岡・富士ひのき加工協同組合から仕入れている。インターネットを通じて販売、個人のほか宿泊施設や温泉施設などからも注文があるという。同社の商品は、浴場をテーマにした映画「テルマエ・ロマエ2」でも登場している。
 同社商品は素材に加えて構造も特徴で、底板や側板を組み合わせて製作。浴槽の形だと送料が増すため組み立て構造とし、完成前の状態で送ることで価格を抑えた。基本は購入者が組み立てる。1人用の浴槽は、底板に縦63センチ、横9センチ、厚さ2・5センチの側板31枚を組み合わせ、ステンレスのたがを巻く。特別な技術は不要で、1時間程度で仕上がるという。
 1人用、2人用があり、要望があれば特注で直径2メートル程度までの浴槽に対応可能。1人用の場合、送料、税込みで12万8千円から。近県の場合はオプションで出張して組み立ても行う。風呂釜など加温設備も販売している。
 本沢代表は「ヒノキ風呂は高額という印象が強いと思うが、気軽に楽しんでもらいたいと思って事業を始めた。自宅でも開放的な環境でヒノキの香りやぬくもりを感じてほしい」と話している。
 問い合わせは同社、フリーダイヤル(0120)121126。