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<7>山梨から新たな取り組み

2017年03月20日
対話交流会で進行役を務める青野文さん(左)。当事者を再び孤立させないために、市民とつながる場をつくりたいと願う=甲府・県福祉プラザ

対話交流会で進行役を務める青野文さん(左)。当事者を再び孤立させないために、市民とつながる場をつくりたいと願う=甲府・県福祉プラザ

 「こういう場所がまたあれば、いいんだけどね」。1月に甲府市内で開かれた、ひきこもりの本人や家族、支援者が集った対話交流会。「困っていること」「自分らしく生きるために」などをテーマにグループごとに語り合う場で、あるテーブルの隅に座っていた年老いた男性がぽつりと言った。息子がひきこもりだという男性。「息子が出掛けられる場所を、探していてね」
 意見交換の進行役を務めていた青野文さん(42)=甲府市=は、80歳を超えているという男性の心の内に思いをはせた。ひきこもりの子は自分とそう変わらない年だろう。「自分にもしものことがあったら」と、不安に胸が押しつぶされそうになることも、あるかもしれない。この人たちの...