ホーム
最新
山梨
全国・海外
安心・安全情報
おくやみ・催し・人事
連載・特集・オピニオン
写真・動画
分かる・知る
ビジネス

<OB編15>センター試験を終えて~
藤井 健志さん(代ゼミ講師)東大剣道部60人メッセージ

2017年01月20日 06時30分
藤井 健志さん

藤井 健志さん

■センター試験を終えて

 センター試験が終わり、大手予備校、出版社等による二次試験に向けての合否判定システムも稼働を始めました。ここでも模擬試験と同じく、昨年までのデータをもとに「センター試験でそれだけの得点をした人が100人その大学を受験したとして、そのうちの何人が合格する見込みか」という数字が出るだけです。それも皆さんの進路を決める一要素ではありますが、決定するのはあくまでも自分自身です。
 二次試験の問題に対する自分の実力、相性、スポンサーである保護者の意見、そして何より自分自身の思い描く将来像との折り合いを考えながら受験校と「覚悟」を決めましょう。受験校、進路決定において大事なのは、良い結果が出た時には「ひとに感謝できること」ですが、良い結果が出なかった時には「ひとのせいにしないこと」だと思います。
 残念ながらセンター試験の結果が非常に悪く、自分が絶対に進学したいと考えていた大学への今年の合格の道が実質閉ざされ、浪人必至という人も中にはいると思います。しかし、そのような状況でも歩みは止めずに頑張りましょう。第一段階選抜がないのであれば、「ダメもと」で志望校に出願し、実際に受験するのが来年の受験に向けて最大の財産になりますし、第一段階選抜で不合格になる可能性が濃厚でも、来年「併願」「滑り止め」といったかたちで受けることになりそうな私立大学対策のかたちで勉強し、受験しておけば、来年安心して第一志望の大学に向けた勉強に専念できるはずです。
 「春までは休んで」「春までは基礎を固めて」なんていうのは受験の現実から目を反らせるための言い訳です。残り2カ月足らずの受験生生活を頑張りきれない人の場合、来年度1年間の浪人生活をきちんと頑張りきれる可能性は限りなく低い。結果はともあれ、最後まで強い気持ちでやり切ろう。これが、日々浪人生たちに伴走する仕事を20年続けてきた私からのアドバイスです。
             ◇
 ふじい・たけしさん 東京生まれ、岡山県育ち。岡山県立岡山一宮高在学時、3年夏まで剣道部活動を続けながら88年、東大教養学部文科三類に現役合格。運動会剣道部で活動し卒業後、カナダ留学。銀行勤務を経て予備校講師。河合塾講師、2003年度から代々木ゼミナール講師。震災復興の支援活動として福島県内でボランティア活動を続ける。国語(現代文・小論文)の「カリスマ講師」の呼び声も高い。剣道四段。47歳。