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<OB編7>読解問題攻略のコツ(その2)
藤井 健志さん(代々木ゼミナール講師)東大剣道部60人メッセージ

2017年01月06日 06時30分
藤井健志さん

藤井健志さん

■読解問題攻略のコツ(その2)

 前回は読解問題解答の大前提として「自分(受験生)の考えではなく、課題文の筆者が何を言っているのかを問われている」という話をしました。これは評論文(説明文)だけでなく、小説(物語文)を読む場合も一緒です。ただし、その場合「筆者」と呼ぶとわかりにくいので、「語り手」という言葉を使って説明します。
 小学校時代の道徳と入試国語の区別がついていない人は、たとえば登場人物の心情を問われた時に、必死になってその登場人物の気持ちを思いやったりします。現実生活で人の気持ちを思いやることはとても大事なことなのですが、入試国語ではそんなにハイレベルなことは求められません。「その物語の語り手が、その登場人物の心情をどういうこととして語っているのか」それが全てです。
 抽象的な解説だけではわかりにくいでしょうから、ここで例題を実際に解いてみましょう。
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