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<OB編2>「敵」を知り、己を知るということ
藤井 健志さん(代々木ゼミナール講師)東大剣道部60人メッセージ

2016年12月31日 06時30分
藤井健志さん

藤井健志さん

■「敵」を知り、己を知るということ

 前回は、「合格するしないはさておき、勉強することは価値あることだ」という話をしました。とは言えやはり入試直前期は志望校に合格するために効率の良い勉強をしたいものです。今回はそのための工夫をご紹介します。
「最短距離」を通るには「二つの点」を定めて、それを直線で繋(つな)ぐ必要があります。受験勉強で言うとその「二つの点」は「自分の今の学力」と「志望校合格のために必要な学力」ということになります。恐れることなくその「二つの点」を直視して初めてそれを「最短距離」、つまり「効率の良い勉強」で繋ぐことができるのです。
 「まだできる自信がない」という人も冬休みの入り口で一度志望校の過去問を手に取り、時間を計って解いてみましょう。時間内に解ききれなければ、答え合わせをする前に時間を延長して納得するまで考えて解ききってみます。その際ペンの色を変えるなどして、時間内に出した答えと区別できるようにしておくとよいです。
 もしも時間をかければ十分に解けて、合格ラインに達するようであれば、あなたが身につけるべきはスピードです。過去問を使った演習中心の勉強が有効です。しかし、多くの人はまだそうならないでしょう。時間をかけても解けないところが明らかになるはずです。それを見つけ、使い慣れた教材で復習するテーマを決める。あとはそれを実践するのみ。「敵」=受験校をあなたの母校にしましょう。
※次回は1月1日(日)に掲載します。
              ◇
 ふじい・たけしさん 東京生まれ、岡山県育ち。岡山県立岡山一宮高在学時、3年夏まで部活動を続け88年、東大教養学部文科三類に現役合格。運動会剣道部で活動し卒業後、カナダ留学。銀行勤務を経て予備校講師。河合塾講師、2003年度から代々木ゼミナール講師。震災復興の支援活動として福島県内でボランティア活動を続ける。国語(現代文・小論文)の「カリスマ講師」の呼び声も高い。剣道四段。47歳。