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| プリセプターのアドバイスを受けながら道路の上に流れ出した油を取り除く若手消防士(手前)=甲府地区消防本部南消防署 |
ぶんちゃん
多くのベテラン消防士の退職が進んでいることを受けて、甲府地区消防本部がマンツーマン体制で若手消防士を育てるプログラムを始めたんだって。
しんちゃん
ベテラン消防士の技術を若手に受け継がせようとする試みね。1947〜50年代前半までのベビーブーム時代に生まれた世代の多くが60歳を迎え、数年以内に定年退職してしまうのよね。
ニュータン
そうだよ。同じようなベテランの大量退職は、消防士だけに限ったことじゃないんだ。学校の先生や警察官のほか、民間企業でも進む社会的な問題なんだよ。経験豊かなベテランがいなくなって、それぞれの現場で技術のレベルが下がることが心配されているんだ。
しんちゃん
甲府地区消防本部では、どれくらい進んでいるのかしら?
ニュータン
甲府地区消防本部によると、2006年度から17年度までに退職を見込む消防士などの職員は、全体の約4割にあたる123人に上るんだって。ピーク時の13年度には23人が定年を迎えるんだよ。
ぶんちゃん
甲府地区消防本部が始めたのは、「消防プリセプターシッププログラム」というんだ。8〜3年の経験を持つプリセプターと呼ばれる人が、若手を1対1で指導するよ。いろんな仕事ごとにカリキュラムを作って、若手の習熟度を理解しながら1年間かけて指導するんだって。
ニュータン
プリセプターに対しては、指導方法を学ぶ研修をして、技術を伝えるために必要な説得力や、若手が達成感を味わいながら成長を続けられる指導力を身に付けてもらうんだ。甲府地区消防本部は「若手の育成だけでなく指導役の自覚も促す効果が期待できる。世代交代前にしっかりと技術を伝えたい」と話しているよ。
しんちゃん
さまざまな仕事の現場でベテランの技術が失われようとしているのね。制度を整えて、効果的な若手の育成を進めてほしいわ。
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