VF甲府 新陣容固め急ピッチ J1から3選手加入内定
サッカーのJリーグ2部(J2)ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)が来季へ向けたチーム編成を着々と固めている。 内田一夫新監督の就任会見から10日。若手選手との契約更改は終わり、既存戦力では主力数人の更改を残すのみとなった。新戦力の補強も進行中で、J1昇格を狙う体制づくりが急ピッチで進められている。 来季のJ2は試合数が減り、減収が予想されることから、オフの契約更改では大半の選手が減俸となった。監督スタッフも一新されたため、主力との交渉はずれ込むと見られていたが、これまでに石原克哉、山本英臣、池端陽介、片桐淳至らとの更改が終了。GK荻晃太の残留も決まった。大西容平、藤田健ら数選手も残留でほぼ合意しており、佐久間悟GMは「年内には(残留交渉の)すべてをまとめたい」としている。 チームは来季、4−4−2のダブルボランチを基本スタイルに想定。新戦力ではルーキーのMF柏好文(韮崎高−国士舘大)、前札幌のGK荒谷弘樹の獲得が発表されたが、フロントは内田監督、新コーチら現場スタッフと協議しながら水面下で補強を進めてきた。 25日までに川崎のMF養父雄仁(25)、神戸のDF柳川雅樹(22)の加入が内定。2人以外にも、今季J1チームに所属したベテランSBや、柏から愛媛へ期限付き移籍していたGK加藤慎也の加入もほぼ決まった。 豊富な運動量で攻撃、守備の両方の役割をこなす養父は「ゲームコントロールができる選手」という内田監督のリクエストに合致する選手。日本代表MF中村憲剛の後継者として注目を集めた有望株で、中盤のキーマンとして期待がかかる。 柳川は高い身体能力を武器に1対1に強いタイプでCBのレギュラー候補。加入が内定しているベテランSBはCBもできるユーティリティー性が売りで、最終ラインの底上げを図る。 佐久間GMは来季の編成をフィールドプレーヤー25人、GK3人の「28人体制」に設定。GK、最終ラインの編成はほぼ終わっており、現在は中盤のさらなる補強と、得点源となるストライカーの補強を視野に、外国籍選手を含めて数人をリストアップして交渉に入っている。順調に補強が進めば、J1から降格組の柏、千葉に次ぐタレントがそろい、勝ち点1差で涙をのんだ今季の悔しさを晴らす陣容が整う。
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