儚い時間と悠久の時間と
実相寺の神代桜

北杜市武川町山高の実相寺境内にある「山高神代桜」は国の天然記念物で、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国遠征の際に植樹したという伝説があり、新日本名木百選にも選ばれています。
根回り十三メートル、樹高九メートルの巨木で、種類はエドヒガンザクラです。開花時は薄紅色の花の色が日に日に白く変化することから、シロヒガンとも呼ばれています。
北杜市には桜の名所が数多くあります。今回の「北杜のスローライフな歩き方」で紹介する須玉町でも桜が登場しますが、桜について多賀純夫・八ヶ岳歩こう会事務局長は次のように表現しています。『桜は「時」を象徴する木。降り積もった時間が木という形に凝縮したかのような桜の老木。新しく積もる「時間」のために散るかのような花びら。時間のゆったりと流れているこの地で起きたこと、あったことを桜は全て知っているのではないか、と思わせます』。
はかなく散る花びらの時間と、樹齢約二千年ともいわる神代桜の太い幹の中に蓄積されている、ゆったりとした時間を肌で感じてみて下さい。
今年の開花は3月30日と予想されていましたが、少し遅れ気味です。
北杜市の
桜の見どころ
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