風林火山博甲府で開幕
来場者を魅了 好調な出足
大河主役「内野勘助」に長蛇の列



二十日開幕した「甲斐の国 風林火山博」は県内外から多くの来場者でにぎわい、上々の滑り出しとなった。会場は、映像による戦国時代の再現や武田氏の歴史にまつわる検定、パネル展示など趣向を凝らしたコーナーが並び、来場者も満足の様子。関係者や地元商店街は観光だけでなく、周辺や県内への経済効果にも期待を寄せている。
会場の甲府・県民情報プラザ前は、大河ドラマ「風林火山」主演の内野聖陽さんが開幕式典に出席することもあり、午前十時の開場前に百人を超える列ができた。内野さんは「山梨の盛り上がりに驚いている。武田氏の歴史は日本が誇る歴史で、武田氏の文化やパワーを世界に発信していきたい」とあいさつした。
会場は、一階が特産品や地場産業品、飲食物などを販売する入場無料の物販ゾーン、地下は有料の「大河ドラマゾーン」。内野さんはトークショーの後、場内を見学した。
開幕日に合わせて県外の旅行会社がツアーを企画。愛知県豊橋市から訪れた平野留美子さん(52)は「アトラクションや武田氏を知る資料が豊富で満足」。一階物販ゾーンには「武田氏以外の山梨の魅力が発見できた」と話していた。
JR甲府駅前の飲食店主の男性は「昼前からいつもの一・五倍ほどの客が来た。この影響が続けばありがたい」と期待。甲府市中央一丁目の飲食店主男性も「中心部に客足を引き込む工夫をして売り上げ増加につなげたい」と話していた。
(写真)
風林火山博の会場内を巡り、切り絵作家の百鬼丸さん(中央)が手掛けた山本勘助の切り絵作品などを見る俳優の内野聖陽さん=甲府・県民情報プラザ
オープニングを盛り上げるよさこいソーランチーム「甲斐◇風林火山」の演舞=甲府・県民情報プラザ前
開幕式典に訪れた多くの人で会場の前には朝から長い列ができた=甲府・県民情報プラザ前
山梨日日新聞 2007年(平成19年)01月21日
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