2006年03月01日 第95号


南ア林道、公園線マイカー規制
今年も7−10月実施
来シーズン継続の方向




 南アルプスの登山口・広河原に通じる主要二ルートのマイカー規制について協議する「南アルプス山岳交通適正化協議会」(会長・石川豊南アルプス市長)が十六日、甲府・県民会館で開かれ、今シーズンのマイカー規制を七月一日から十月三十一日までの百二十三日間、実施することを決めた。

 林道南アルプス線(南アルプス林道、二十四キロ)と県道南アルプス公園線(十八キロ)を規制し、ルートの安全対策工事を円滑に進める。林道は三年連続、林道と県道両ルートの同時規制は昨年に続いての措置。期間中は一般車両の通行はできず、林道、県道とも業者がバスやタクシーを運行する。

 マイカーからバスなどに乗り換える駐車場は南アルプス市芦安地区に約六百台分、早川町奈良田地区に約二百台分を確保する。

 両ルートの工事は二○○六年度中にほぼ終了する見通しとなっているが、周辺の環境保全を図る観点からマイカー規制は来シーズンも継続する方向。

 ただ実施期間をめぐっては、地元観光業者などから「新緑や紅葉のシーズンに合うよう期間を広げてほしい」などと、同ルートの閉鎖期間(十一−六月)のうち六月や十一月中も規制をかけながら通行可能とする措置を求める声が強く、今シーズン終了後に検討する。

 今シーズンは昨年に続き、係員の配置など交通規制に関する経費は県が負担、駐車場などは地元市町が管理している。工事が終わる来シーズン以降は、登山客らに経費の負担を求めるかどうかについても検討課題になりそうだ。


(写真)
今シーズンのマイカー規制実施を決めた南アルプス山岳交通適正化協議会=甲府・県民会館

山梨日日新聞  2006年(平成18年) 02月17日


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