2006年01月01日 第91号


富士山有料道路 マイカー規制は10日間
本年度、8月5日から




 富士山有料道路(スバルライン)のマイカー規制について話し合う富士スバルライン自動車利用適正化連絡協議会は二十二日、富士河口湖・県立富士ビジターセンターで会合を開き、来年度の規制日数を十日間(八月五−十四日)とすることを決めた。今夏は土砂崩れによる災害対策工事の影響で三十六日間の長期規制となったが、地元観光業者らの意向を踏まえ、従来通りの規制日数に戻すこととした。

 協議会には、県道路公社や地元市町村、観光団体などから約三十人が出席。事務局が昨年同様、八月の第一土曜日(五日)から、旧盆にかかる十日間を規制日数とする案を提出した。

 出席者からは、「金−日曜日のみの分散実施にしてはどうか」「登山シーズンの渋滞緩和のためにも規制期間延長を検討すべきではないか」などの意見が出たが、最終的に事務局案を了承した。

 今年夏のマイカー規制は、昨年十二月に発生した土砂崩れによる災害対策工事の影響で、例年より期間を延長して三十六日間(七月二十七日−八月三十一日)実施。この影響などで、夏山シーズン中の富士山への山梨県側からの登山者が昨年より約五千六百人減った。来年については、環境保全の観点から長期規制の継続を支持する声がある一方、観光収入への影響を懸念して従来通りの日数を求める声があった。

 同公社は「十日間の規制は広く周知されていて、利用者の理解も得られている。観光関係者らの希望もあり、適正な日数」としている。

 災害対策工事は約八割が終了。来年度中には全工事が完了する見通し。

 一方、協議会は今季富士山を訪れたドライバー(千八百二十人回答)を対象にマイカー規制についてのアンケートを実施。規制方法に関する意見では、28・5%が「従来の連続十日間」と回答。「通年規制」が15・8%、「週末分散型で十日間」が14・3%、「十日間より増やす」が13・1%という結果だった。


(写真)
マイカー規制の日程を決めた富士スバルライン自動車利用適正化連絡協議会=富士河口湖・県立富士ビジターセンター

山梨日日新聞  2005年(平成17年) 12月23日


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