日ロ友好、誓いの握手
山学大で国際会議

山梨学院大は六日から三日間、同大で創立六十周年記念事業・国際会議「インターナショナル・カンファレンスinサカオリ ポーツマス講和と東アジア」を開いている。
一九○五年に終息した日露戦争とポーツマス講和条約締結百周年を機に、正しい歴史認識と日本とロシアの新たな友好関係を築こうと計画。六日は、当時の連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥のひ孫保坂宗子さんと、ロシア・バルチック艦隊の指揮官だったロジェストベンスキー提督のひ孫ジノービー・スペチンスキーさんが参加し、両国にゆかりのあるガマズミの木の記念植樹や、記念碑の除幕式が行われた。また、同大、同短大、山梨学院小、中、高の学生が平和の誓いを宣言。中、高の合唱部が平和記念の歌を合唱した。
記念シンポジウムでは特別講演としてロシア科学アカデミー・ロシア史研究所のアンドレイ・サハロフ教授と、ケンブリッジ大国際研究センターのフィリップ・トウル教授が、ポーツマス条約の意義などについて講演。「ポーツマス条約によって日本とロシアは友好的な関係を保てたと称賛できる。戦争の歴史を学ぶことが将来の平和につながる」などと話した。
七、八の両日はロシアや米国、中国の政治学者らが、全六回の部会で日露戦争再考などをテーマに意見を交わす。
会期中はクリスタルタワー七階で写真展が開かれ無料で公開している。
(写真)
日露戦争とポーツマス講和条約締結100周年に合わせ、山梨学院大で6日、「ポーツマス講和と東アジア」をテーマにした国際会議が始まった。除幕された記念碑の前で、連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥のひ孫保坂宗子さん(右)と、ロシア・バルチック艦隊の指揮官だったロジェストベンスキー提督のひ孫ジノービー・スペチンスキーさんが握手を交わす
山梨日日新聞 2005年(平成17年) 10月07日
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