NHK大河ドラマ 07年は「風林火山」
井上靖原作 山本勘助を描く
NHKは五日、二○○七年に放送する大河ドラマとして、故井上靖さん原作の「風林火山」を制作すると発表した。山梨県内を主な舞台にした大河ドラマは一九八八年の「武田信玄」以来、十九年ぶり。
主人公は武田信玄に仕え、名参謀といわれた山本勘助。同年は井上さんの生誕百年に当たる。井上さんの作品が、大河ドラマの原作となるのは初めて。
脚本は、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」などの大森寿美男さんが手掛ける。
原作は、勘助が川中島の戦いで死ぬまでを描いている。大森さんは「信玄の側室となった由布姫と勘助とのラブストーリーが、原作で一番ひかれる部分。勘助の青春時代から描いて、心情あふれる大河ドラマにしたい」と話している。
NHK甲府放送局によると、俳優の中井貴一さんが主役を務めた「武田信玄」の年間平均視聴率は39・2%。甲府・武田神社や塩山・恵林寺のほか、北巨摩郡小淵沢町のロケ地などが観光名所となった。県観光部は「県内の武田氏関連の史跡が再び注目を集め、観光振興につながることを期待したい」としている。
山梨日日新聞 2005年(平成17年) 09月06日
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